栄養士ってどんな仕事をするの?
栄養士の働く場所の一つとして社員食堂や職員食堂などがあります。
病院の栄養士の仕事はなんとなくわかるけど・・・産業給食(社員食堂・職員食堂)などの栄養士ってどんな仕事をしているの?という話を自分の経験から少しご紹介してみたいと思います。
あくまで個人の経験と感想の一例です!
産業給食とは?
企業内にある社員食堂、官公庁などにある職員食堂などの事を「産業給食」とイメージすると良いと思います。
実際の場所としては、広い敷地を持っている企業さんは食堂だけの建物があることがあります。オフィスビルのワンフロア全てが食堂だったり、フロアの一部だったり・・・様々な場合があります。今回私が紹介できるのは委託給食会社の話になりますのでご了承ください。
委託給食会社
企業や官公庁から委託を受けて給食などを提供します。
多くは株式会社などの営利団体です。社会福祉法人などと違い、利益を求めている団体ですので、「売上」という事を考えていかないといけません。(社会福祉法人だからと言って経費について考えなくて良いというわけではないですが・・・)
どんな業務がある?
給食運営には様々な業務があります。業務内容は給食会社によって異なったりしますが、社内でも現場によって変わったりします。
以上に挙げた項目すべてを行うわけではありませんし、現場によっては記載した以外の仕事もあります。項目数でみると厨房業務が少なそうですが、時間的にはそちらが一番長いです。
必要なパソコンスキル
それぞれの会社で違う事
産業給食の委託給食会社は「給食の献立・レシピ作成や発注」を栄養士メインで行う会社と調理師メインで行う会社があります。両方経験しているので、個人的な意見を書いていきます。
ちなみに単一定食方式ではなく、カフェテリア方式で、メニューアイテムが色々ある現場の話です。
便宜上以下の二つに名前を付けました。
この区分けでよぶことは無いと思います。
私の経験した会社について
私の最初務めた会社は上記でいう栄養士メインでした。
とある現場で他社さんの様子を見る事があり・・・調理師がメインで給食献立を決めていたので驚きました。献立は栄養士が決めるものだと思っていたからです。
転職した後の2社目は調理師メインタイプでした。そういう運営方法の会社もあると事前に知っていたのでその時には抵抗はありませんでした。この会社の方法から自分は何が学べるだろうかとワクワクしました。
どちらの職種がメインで現場を回そうとも、美味しいご飯を提供したいという想いは変わりません。
何を吸収できるか考えると楽しい
献立・レシピ作成などに自信が持てない場合には、調理師メインのシステムの方がやりやすい部分もあるかもしれないです。
自分が希望する会社がどのタイプか気になる場合には、学校の先生などを通して卒業生から聞いたり、卒業生の話を聞く機会があればそこで確認するのが一番良いと思います。(病院は栄養士メインでないと栄養価に問題が出るので、こういう事はあまりないと思います)
まとめ:産業給食栄養士のお仕事
委託給食会社で産業給食施設に勤務していた経験から、仕事内容を紹介しました。
パソコンスキルなどは、最初からできなくても大丈夫です。仕事として毎日向き合う事になりますので、慣れてきます。余裕があればそういう事をやるんだなとか、事前に操作画面を見ておこうかなと思ってもらえたらいいなと思います。
コメント