栄養士の働く場所の一つとして保育園があります。ここでは保育園栄養士のお仕事を紹介していきます。自分の経験と他園から聞いた話をご紹介します。
個人の経験と感想なので、一例とご了承ください。
保育園給食とは?
保育園では給食の提供が必須となります。基本的には昼食・おやつがベースで、朝おやつや延長保育用のおやつや夕食を提供します。また乳児用ミルクや離乳食の対応も行います。
どんな保育園がある?
一口に保育園といっても、色々あります。
認可・認可外・認証
・認可保育園は児童福祉法によって決まっている基準を満たしている保育園です。
よく知りたい方は、保育園に詳しいサイトを参照してみてください。
運営母体(主体)の違い
保育園の運営母体はまず自治体の運営する公立、それ以外の私立があります。私立の場合は更に社会福祉法人、学校法人、財団法人、NPO、株式会社など様々です。運営母体によって、考え方や給与などに差が出たりします。
受け入れ年齢の違い
0歳~5歳(入学前まで)を受け入れている園と、0~2歳まで受け入れている園があります。後者は卒園後、別の保育園や幼稚園に行く事が多いようです。
保育園栄養士が読むべきガイドラインなど
保育園給食の考え方のベースとなる公的書類です。
・保育所における食事の提供ガイドライン
・保育所におけるアレルギー対応ガイドライン
・児童福祉施設における食事の提供ガイド
・大量調理施設衛生管理マニュアル
・保育所保育指針(栄養の部分)
さらに各地方自治体からガイドが出ている場合があります。これらは一度目を通しておいた方が良い資料です。かなり膨大です・・・。
必要なパソコンスキル
事務作業は基本的にパソコンを使用します。
保育園栄養士にはどんな仕事がある?
ざっくり書くと、上記のような感じですね。
提供するもの
身体が小さく一度に沢山食べる事のできない乳児に対して
朝おやつを提供する事が多いようです。
学校給食法のようなきっちりとした決まりが無い為か、
園によってかなり様々な対応をしているようです。
給料について
給与は地域や運営母体、労働条件などにによって変わってきます。ここで気をつけたいのが、運営母体です。同じ金額で募集していていても「手取り」には差が出たりします。
設定給与によって違いますが、結構変わります。本俸20万円だとしたら、社会福祉法人だと2万円くらい手取りが減るイメージです。保育園は株式会社と社会福祉法人両方あるので、気をつけたい点ですね。
私自身が株式会社から保育園に職場を変えたときに「給料良くなったはずなのに前と手取りが変わらない?!」とびっくりしてしまいました。上記のことを知ってはいたので、理由はすぐに気づいたのですが・・・。
株式会社って意外とありがたかったんだなと思った瞬間でした。
本俸意外に手当が色々ついて、月給が高くなる場合があります。ですが、賞与(ボーナス)は本俸の額によって決まってきます。
同じような労働条件の現場で悩んだときには月給で選びがちです。ですが、月給の額だけ見ると少しだけ安く見えた現場でも年収は高くなることがあります。
ちょっと説明が難しい部分です。
給与の仕組みについて調べてみるのも勉強になります。
まとめ
ここでは保育園栄養士のお仕事を自分の経験と他園栄養士から聞いた話をご紹介しました。
必要なPCスキル、読んだ方が良いガイドライン、給与の見方で気をつけたいことなど、入職するまでは気づかないことが多い物でした。少しでもお役に立てたら嬉しいです。
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