「まんがでわかる 7つの習慣」読んでみた感想

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まんがでわかる「7つの習慣」

発刊が2013年の本です。

本屋のビジネス書コーナーにたまに「まんがでわかる」という本が紛れています。私はそういう本を手にしやすいです。マンガは読みやすいので、導入にぴったりです。文章だけの本よりも絵があり、登場人物がいるとイメージもわきやすいです。

「まんがでわかる 7つの習慣」読んでみた感想

マンガと文章で説明、というのがわかりやすい

マンガでシチュエーションを描き、実際の生活の中でのイメージをつかみやすくしてくれています。マンガで実感を持った上で、文章の説明が続くスタイルの本になっています。

この本のマンガパートではバーが舞台になります。飲食だけで無く接客業経験者ならわかりやすい場面が多いと思います。私自身はバーで働いたことはないですが、飲食業経験があるので思い当たる節も多く理解しやすいものでした。

舞台のベースはバーですが、そこに来るお客さんのお話が背景で出てきます。様々なお客さんが出てきますので、立ち位置が近く参考になることもあるのではないかと思います。

即、反省しました

飲食業だからこそわかる場面。「嫌な客」「困った客」。確かにそういう方もいます。

最初のマンガで自分が「ことたりなかった」「見えていなかった」「視点が足りなかった」そう思う部分が多々ありました。読みながら反省しました。

このマンガ数ページで心が惹かれました。

ちょっと立ち位置を引いて考えてみれば、イライラしない

「ちょっと立ち位置を引いて考えてみれば、イライラしない」と言うことがマンガのパートだけでも充分にわかってきます。

そう簡単に考え方・受け取り方の習慣は変えることはできません。ですが、それを「知って」いるだけで感覚が変わってきます。そこから少しずつ意識が変わって、習慣も変わってきます。

自分自身のことは相変わらず短気だと思いますが、この本を読んでからは随分マシになったと思っています。

そう「決めた」のは自分

「上司からは何も学ぶことがない」という口ぶりだったけど、「彼から何も学ばない」という選択をしたのは君じゃないのか?

つまり「行動しない」ことを選択しておいて「いい芽が出ない」と文句を言っているだけなんだよ

「まんがでわかる 7つの習慣」宝島社

この本を読んでいた頃、少し前か「置かれた場所で咲きなさい」という本もベストセラーとなっていました。ここではなく、もっと良い場所で咲きたい。そう思ってもなかなか難しいものです。

まずは、今いる場所で咲く練習をする・・・そのぐらいに考えた方が良いのだと思いました。

タイムマネジメント

この本の中ではタイムマネージメントについても触れられています。

現在では「タイパ」という言葉がありますが、これも該当するでしょう。このタイパ重視は有識者から警鐘が鳴らされています。

本の中では”自分で時間管理しいているつもりが、時間に自分が管理されていないか”そんな問いがありました。今大切なのは時間なのか、目の前の事なのか。判断できるようになりたいですね。

会話を「降りる」という観点

「売り言葉に買い言葉」相手に言い返すと、言い合いやケンカになってしまいます。それを避けるために相手に譲って会話を降りる。そんなシーンがありました。”折れたわけでも負けたわけでもない”そんな言葉を思いついて言うことができるのはハードルが高いなと感じます。

ただ、自分の主張をしなければならない時もあります。自分の不利益にならないように・・・と思いがちですが、どんな言葉ややりとりが必要なのでしょうか。そういう考えにならないような視点を持つことが必要なのかも知れません。

全4巻+スペシャルの5冊

「まんがでわかる 7つの習慣」は4巻とスペシャルで計5冊あります。

個人的には1巻目だけでも充分大切な事が学べると思っています。よくありがちですが、売れたから続刊を出そうとなった感じです。無理に全巻読まなくても良い気がします。

マンガの物語上、新たなお客さんが登場しますから、自分に近い人が出てくる可能性もあります。自分の立ち位置、似たような境遇の例が出ればよりわかりやすいかもしれません。

お忙し方はマンガ部分だけでもまず読んで欲しいと思う1冊です。

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