【体験談】ジオン注治療うけてみた

雑談
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ジオン注射の体験談

痔の治療でジオン注射を受けたので体験談を書きました。最初の方は自分の経緯について書いてありますので、飛ばしたい方は目次からどうぞ。

あくまでも私の体験談です。治療してくれる病院によって違いがあると思いますが、気になる方の参考になれば嬉しいです。

ジオン注治療とは・・・

ジオン注治療とは・・・

痔の治療の一つです。

痔には種類がありますが、ジオン注を行うのは内痔核の時です。内痔核とは直腸側にできる痔です。

この内痔核に注射をして痔に流れる血液を減らし、痔を小さくする治療方法です。色々な胃腸科さんのホームページで専門的な内容が紹介されています。治療に関する医学的な内容は専門医のホームページをご確認ください。

こちらは胃腸科で貰ったリーフレット。痔核はどんな病気か、ジオン注とはどんな処置か、治療後気をつけることなどが書いてあります。ジオン注射、ジオン注どっちがいいのかなと思いましたが、このリーフレットには「ジオン注」と書いてあるのでそのように書いていきます。

また、ALTA法、ジオン硬化療法、などホームページや診療明細によって色々表現が違うようです。

私が痔になったと考えられる理由

一般的な痔の原因の話

日本人の3人に1人は痔を持っているそうです。

原因としては、便秘やスポーツ、長時間座りっぱなしなど肛門に負担をかける動作です。また、刺激物やアルコールなどの飲食、冷えや下痢などの環境も肛門への負担があると言われています。

また、女性は妊娠出産や生理によるホルモンバランスの波で便秘になりやすく、痔になりやすいと言われています。

自分が痔になったであろう理由

痔になりやすい原因の中から考えると、冷えが問題だったのではないかと思います。冷えると下痢にもつながりますし。私は元々かなりの冷え性です。

冷え性に加え、デスクチェアを買い換えた事が失敗だった気がしています。

デザインや色をメインに考えて買い換えた時に、座面がそれまでの素材と違代わり、ビニール系の素材になりました。冬になって気温が下がると、座った時にかなり冷たさを感じました。

イスにクッションなどを使うと座面が高くなり、私の使っているデスクだとパソコンの高さが微妙になってしまいます。そのため、クッションではなく薄めの敷物を敷いて我慢してしまいました。それがダメだった気がします。

どうして痔に気づいたか

以前、健康診断の大腸検査で陽性(潜血)が出てしまいました。その時は大腸内視鏡検査をし、結果ポリープが見つかたっため除去してもらいました。翌年の検診では潜血は出ませんでした。

しかしその後もなんとなく気になっていたので、トイレットペーパーに血がついたりするものなのか見るようになっていました。すると、ごくたまに少量の血がつくことに気づくようになりました。

痛かったり、痒かったり、血が大量に出たわけではなく、観察していて気づきました。

なぜジオン注治療をしようと思ったか

痛くもないし血が相当出血しているワケでないので、正直どうしようかと思いました。ですが、健康診断等で毎回潜血判定が出たら困るなと思い、治療してもらう事にしました。

潜血判定が出たら、基本的には大腸内視鏡をしないといけなくなるのがイヤでした。大腸内視鏡は事前準備が結構しんどいので・・・。

ちなみにジオン注治療の前に大腸内視鏡検査もしてもらいましたが、ポリープ等はありませんでした。

ジオン注治療 実際の体験談・当日

当日の食事

朝は「軽く消化の良い物を」と言われていたので、蒸しパンを3/4食べました。

昼食は食べることができません。お腹がすいたときには飴をなめていました。

病院に行ってから

血圧を測って、点滴を打って、座薬を入れてもらい(・・・)、直腸内の便を出します。

手術可能な状態か確認するため、トイレ後は看護師に確認してもらいました。

・・・いやもう医療だから致し方なしと割り切るしかないですね。

実際の手術

うつ伏せで寝て、お尻を両側から固定します。血圧計や酸素濃度を測る計器をもセットされました。

局部麻酔を肛門の左右両側・真ん中と3カ所打ちます。この注射が一番痛かったです。

それから痔核の位置をしっかり確認し、ジオン注を打っていきます。

この時に痛みがあると術後に問題が起きるらしく、先生にも看護師にも「これくらいなんて思わず少しでも痛かったら絶対言ってください」と言われました。術中も「大丈夫ですか」「痛くないですか」と凄く声をかけてくれました。

その後、なじませるためにマッサージがあり、手術はそれで終わりでした。

その後は点滴をしながら、決められた時間を安静に過ごします。

最後は当日から飲む内服薬を処方されて会計で終了でした。

帰宅中・帰宅後

帰宅中・帰宅後も特に痛みはありませんでした。

夕食は禁食でしたが、飴や具なしの味噌汁、ウィダーインゼリー的なものは大丈夫とのことだったので、ゼリー飲料を買って帰りました。

あと、入浴・シャワーもNGでした。いただいたリーフレットにはシャワーOKとあったのですが、多分リスクが少しでもある事はNGにしているのだと思います。

止血用のスポンジが直腸内に入っているので、それを出さないようにしないといけませんでした。気になるのはそれくらいでした。

ジオン注治療 実際の体験談・後日

歩いてみる

翌日からは、ご飯を食べてもOKですが注意事項がありました。下記「生活で気をつけること」で書きます。

病院へ向かうために歩きますが「ちょっと違和感あるかも?」「ちょっと痛い感じしたかも?」というレベルでした。そう思った次の瞬間には特に何も感じないといった風でした。

経過観察で通院

ジオン注治療後は翌日、1週間後、1ヶ月後・・・など定期的に経過観察で通院します。

翌日は、術後の様子を確認し、薬を注入して終わりました。なお、注入薬の処方もありました。

ジオン注治療後、生活で気をつけること

食事で気をつけること

刺激物(香辛料:とうがらし・こしょう、わさびなど)は控える必要があります。飲料では、アルコールやコーヒーも控えます。

動作で気をつけること

重い物をもつなどしてお尻に力が入らないように気をつけます。自転車、自動車、オートバイの運転も控えます。イスに長時間座り続けず、一定時間で立ったり歩いたりします。

とにかくお尻への圧がかからないように気をつける感じですね。

ジオン注治療でかかった費用

病院によって多少違いはあると思いますが、実際かかった費用です。

私の場合は3割負担での金額です。

診察・事前説明

まずはそもそも診察で痔があるかの確認をします。

診察した日とジオン注治療の予約日が離れている場合、手術前に診察と事前確認がある可能性があります。

この2日は各日1,000円程度かかっています。

ジオン注治療当日

当日は内服薬処方含め16,000円程度かかりました。(別病院のホームページには2~3万円とありました。受診予定の病院にてご確認ください)

翌日以降

翌日は経過観察と注入薬の処方で1,500円程度かかりました。

ジオン注は、経過観察が術後翌日、1週間後、4週間後、3ヶ月後など指示されて通院するようになります。翌日以降の経過観察では、診察のみでした。

総額でかかる費用のおおよそは?

診察・事前説明・手術・経過観察(4回)として

1,000+1,000+16,000+1,500+1,000+1,000+1,00=22,500円

3割の自己負担で、おおよそ24,000円程度かかることになります。

*あくまでも私がお世話になった病院での話です。

医療保険加入の方は請求できる可能性が高い

ジオン注治療は痔核の日帰り手術です。

日帰り手術の給付金が設定されている医療保険に加入されている方は請求が出来ます。ご自身の加入されている生命保険会社で確認をしてみてください。

まとめ

今回はジオン注治療の体験談を書きました。

費用含め気になることが少しでも減れば幸いです。

手術日は午前中は通常生活。翌日は診察さえしてもらえば通常生活ができますので、フルタイムでお仕事されている方でも半休でなんとかなるのかな?と思いました。2日休めるのが一番良いですが。

腸関係は診察をして貰うのに心理的なハードルが高いと思います。ですが、もし悩んだりつらい場合には医療機関にかかって欲しいと思います。

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