赤ちゃん・小さいお子さん用食器類のオススメ
赤ちゃん・小さいお子さんの食器やカトラリー選びは、赤ちゃんの成長段階や使いやすさ、安全性などを考慮する必要があります。以下に、月齢別の選び方と素材別の特徴、そしておすすめのアイテムについて紹介します。
1. 月齢別の選び方
あくまでも、目安です。子どもの発達によって変わってきます。
離乳食初期(生後5~6ヶ月頃)
- 口に運びやすい小さめのスプーン:金属製は嫌がることもあるので、シリコン製やプラスチック製の、先端が柔らかく、浅いものがおすすめです。口の大きさ、開き方には個人差があります。口の開き方を見て、スプーンのサイズを検討してみてください。
- すりつぶしやすいくぼみのある器:離乳食をすりつぶしたり、混ぜたりするのに便利です。
- 小さめの器:少量ずつ与えるため、小さめの器をいくつか用意すると良いと思います。
離乳食中期(生後7~8ヶ月頃)・離乳食後期(生後9~11ヶ月頃)
- スプーン:赤ちゃんが自分でも握りやすいように、持ち手が太めのものも用意しましょう。持ちたそうにしているときに、持たせてみてください。まずは持ってみるだけなど、自分で食べる事ができなくてもOKです。
- コップ:両手で持ちやすい取っ手付きのコップで、ストローやスパウト付きのものもおすすめです。
- 食器:縁に返しがついている食器は、食品をスプーンにのせやすいです。また、自分で食べるようになった時も食べやすいです。
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離乳食完了期(生後12~18ヶ月頃)
- フォーク:先端が丸く、麺類などが滑り落ちにくいものがおすすめです。
- コップ:コップ飲みの練習に、普通のコップも用意しましょう。
2. 素材別の特徴
- シリコン製
- 柔らかく、口当たりが良い
- 滑りにくく、持ちやすい
- 耐熱性があり、電子レンジや食洗機に対応しているものが多い
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- プラスチック製
- 軽くて割れにくい
- 電子レンジや食洗機に対応しているものが多い
- 安価なものが多い
- 陶器・磁器製
- 保温性が高い
- 汚れが落ちやすく、衛生的
- 電子レンジや食洗機に対応しているものが多い
- 木製
- 自然な風合いで、口当たりが良い
- 落としても割れにくい
- 熱くなりにくい
介助用に、柄の長いスプーンなどもありますが、意外と使いにくいので、こちらはあまりオススメしません。
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3. 安全性について
- 赤ちゃんの口に直接触れるものなので、安全な素材を選びましょう。
- BPAフリーなど、有害物質が含まれていないか確認しましょう。
- 電子レンジや食洗機に対応しているか確認しましょう。
- 破損した場合に、破片で怪我をしないような素材を選びましょう。
4. その他
- 赤ちゃんの成長に合わせて、少しずつ買い足していくのがおすすめです。
- 器は収納しやすいように、重ねて収納できるものを選ぶと便利です。
- キャラクターものなどを選ぶと、食事を楽しめる子と、気が散ってしまう子がいます。また、お皿にイラストがあると、食品との区別がつきにくい場合があるので、無地が良いこともあります。(イラストの色を見て、まだ食材が残っていると思い、頑張って食べようとすることがあります)
5. おすすめアイテム
- リッチェルのトライシリーズ:月齢に合わせてステップアップできる食器セット
- 100円ショップの食器:安価で手軽に試せる
- 赤ちゃんの食具選びは、成長に合わせて、安全で使いやすいものを選びましょう。