最近の迷惑メールの話


3月に証券会社の不正売却等のニュースが出てから、一気に証券会社を語ったメールが増えました。
最初は名前の挙がった楽天証券を名乗るもの。続いて増えたのが、野村證券。
どっちも口座開いていないから、ダマされようもないのですが。
そして、4月中旬くらいからはSBI証券とマネックス証券が激増してます。
時事ネタにあわせて迷惑メールをつくってくる
詐欺師は、時事ネタにあわせて迷惑メールをつくってきます。
毎年12月~3月は、税金納付関係で国税庁や法務省を名乗った迷惑メールが多い。
コロナ禍では自衛隊を名乗って、コロナワクチン接種センターネタで。
マイナポイント付与時は、マイナポイント事務局を名乗って。
イオンカードの不正利用発覚時には、イオンカードはじめクレカ会社を名乗ったもの・・・。
いつも、「私は大丈夫かな?」という不安や気になることにつけこんできます。

証券会社を名乗った資産補填メール

証券口座を名乗って不安を煽るようなメールの次はコレです。
補填手続きと来ました・・・。今度はこの系統も増えてくるんでは無いだろうかと思います・・・。
セキュリティ管理の強化や登録

さらに、セキュリティ管理の強化を促すメールなども、来ています。
不安になっていると、うっかり読んでしまいそうですが、メールは開いてはダメです。
メールアドレスが安全かどうかという不安につけ込むメール
さらに「メールセキュリティ協会」とか「認証情報」とか、わけがわからない名前の発信元からもメールが来ています。
「自分のメールアドレスは大丈夫だろうか?」という気持ちにつけ込むようなメール送信元名です。腹が立ちますね・・。
迷惑メールかそうでないか
利用している証券口座もあるので、どっちだ?と思う事もたまにあります。
迷惑メールかそうでないか見分ける方法としては
基本的に、日本の会社は深夜にはメールしてこないですし、1日に何回も同タイトルのメールを送ってこないので、この2点はわかりやすいです。
また、タイトルに【重要】【必須】【最終】などのワードがある時も注意が必要です。
Gメールや、Yメールを使うといい
GメールやYメールであれば、怪しいメールはサーバーでブロックされ、手元に届きにくくなるので、メインで使用しているメールは、そういったメールに変更した方が安全だと言われています。
私は面倒なので、そのままにしてしまっているんですが・・・。
メールのタイトルを見て、心配になったら
メールのタイトルを見て、心配になることもあるでしょう。
そういう時には、とにかく怪しいメールは開かずに、オフィシャルホームページやアプリからログインして、運営元から”メッセージが来ていないか”や”利用履歴”を確認するのがオススメです。
絶対にメール内にあるリンクをクリックしてはダメです。
フィッシングメール以外も要注意
今回の証券口座の不正売買に関しては、フィッシングも一部あるかもしれないですが
当初から、どうもそうじゃない気がしています。
被害に遭われた方々が「フィッシングではない」と口をそろえているからです。
なので、基本的にはどこかで仕込まれたマルウェアか、通信の途中で情報を抜かれたのでは?と思います。
アプリのダウンロード時に注意する
APPstoreやGoogleplay以外からのアプリダウンロードが危険視されています。
各社の目が届いていないアプリには、ウィルスが仕込まれてしまっている可能性が指摘されているからですね。また、遠隔操作される可能性もあったりするかもしれません。
無料WiFiにも注意する
以前から言われている話ではありますが、無料WiFiも注意が必要です。
無料WiFiを装って通信情報を盗まれる可能性もあります。重要な通信は、無料WiFiを通さないことも大事です。
家のWiFi無線機にも注意が必要
型の古いWiFi無線機は、セキュリティアップデート機能が無く、危険な状態のものがあると言われています。乗っ取られたり、情報を抜かれないためにも、自分が利用しているものが、どういう状況なのか調べた方が安心です。
(会社や生産国もあやしいのでは・・・と個人的に感じています)
