普段はお弁当を持たない保育園の話がメインです。
でも乳児・幼児のお弁当で気をつけてもらいたいことは同じです。
お弁当で気をつけたいこと
家で食べている時とは状況が違う
家では問題なく食べる事ができていても、お友達と一緒だとはしゃいでしまう事も考えられます。遠足であればなおのことです。
「ウチの子は大丈夫」・・・と思わずに安全策をとっていただくと良いと思います。
ピックは使わない
可愛し、留めるのに便利です。ですが、喉をさしてしまう可能性も考えられます。また、噛んでしまい破片を飲み込んでしまう可能性もあります。ピックや爪楊枝は使わないことをオススメします。
ご家族で行動している際、保護者が気をつけて見守り、使用する分には問題ないと思います。
キャラ弁を作らない
ごくまれに、キャラ弁が「可愛くて食べられない」という子がいます。「お母さん頑張って作ってくれたから食べよう?」「食べないとお母さん悲しいかもしれないよ?」と声かけしても、食べる事ができません。
お母さんの力作だからこそ食べる事が出来ないと言うこともあります。
その子の性格に応じて、対応していただけると良いのかなと思います。
米は、おにぎりにする
主に遠足の場合です。レジャーシートに座ってお弁当を食べる経験が少なく、慣れていません。普段は上手に食べる事が出来る子も、こぼしたりします。
そぼろご飯などはこぼれてしまうので避けた方が無難です。基本的にはおにぎりにしてあげると良いと思います。
丸い物はカットする
ツルっとした丸い食材は歯の上で滑ってしまい上手に噛む事が出来ず、喉に落ちてしまう可能性があります。そのまま喉に詰まらせることがないように注意が必要です。
過去の悲しい事故の教訓をうけ、保育園の給食ではミニトマトなどの丸い物は提供しない、またはカットするなどの工夫をしています。
ミニトマト
丸のままでなく、半分にカットすることがオススメです。
いちご
お弁当持参の際には、デザートそしてイチゴを持ってくる事が多いです。ミニトマト同様、半分にカット、または1/4にカットする事がオススメです。
また、ヘタのところに雑菌が多いと言われていますので、ヘタを取ってから洗っていただくと良いと思います。
ぶどう
イチゴ同様、ぶどうもデザートでは定番です。こちらも半分にするか、1/4にカットがオススメです。
うずらの卵
そもそも、ご家庭であまり使わないかもしれませんが、こちらも注意が必要です。
どちらかというと外食で注意が必要かもしれません。
枝豆
「上の子が食べていた枝豆を欲しがり、5~6粒を頬張ったところ、激しくせき込み始めたため救急受診した。気管支異物の存在を疑いCT撮影したところ、左気管支に異物を認めた。集中治療室にて全身麻酔下で枝豆1/2粒を除去した。約1週間後に退院となった。」(1歳)
https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/child/project_001/mail/20220128/
枝豆も注意が必要です。消費者庁での事例紹介は1歳のものですが、乳幼児はまだ気をつけた方が良いのではないかなと思います。
↓ 誤嚥に関しては以下でもご紹介しています ↓
まとめ
今回はお弁当で気をつけて欲しい点を絞ってご紹介しました。
個人差がありますから、絶対やらないで!というワケではありません。
幼稚園に通い始めて初めてお弁当を作るとき、保育園の遠足で作るとき・・・そんな時に気にかけていただけたらと思います。
普段と違う環境だと、はしゃいだり、いつもだったらやらない事をしてしまう場合があります。まずはなるべく食べやすい形と、安全を考慮していただけたらと思います。
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