デスクチェアのゴロゴロ音が気になっていた
デスクチェアを動かす時のゴロゴロ音が気になっていました。
以前、音を抑えるにはどんな方法があるかを調べた時に、専用のチェアマットというものがあるのを知りました。が、当時は高価に感じました。(今回調べたら以前よりお手頃な物もありました)
また、デザイン的にどうなのかなと気になったので、別の布製マット等を使用したりもしたんですが・・・。あまり上手くいきませんでした。
この時にキャスター音に関しては諦めていたのですが、今回セリアで良さそうな商品を見かけたので試してみました。
キャスターシリコーンカバー

セリアで良さそうな商品を見かけたというのが、こちらの「キャスターシリコーンカバー」です。キャスターにはめるだけの取り付け簡単なカバーです。
パッケージにスーツケースなどのキャリーケースだけでなく、チェアのキャスターも描かれています。
グレーとブラックの2色が販売されていました。

裏面にはカバーのはめ方も記載されています。

8個入って100円は安いです・・・!
カバーを装着してみた

実際にキャスターカバーを装着してみます。
キャスターは拭いたのですが、傷が付いていて白く汚い感じに写ってしまいました・・・。
私のチェアはタイヤ上にカバーがついています。タイヤカバーは邪魔でしたが、取り付けることができました。タイヤカバーが無い部分からシリコンカバーをはめて、回し入れるのがコツです。

はめてみるとこんな感じになりました。
音は静かになるのか?
自分で聞いた感じでは、ゴロゴロ音が抑えられたように感じます。

ここで、騒音計アプリで計測してみることにしました。Googleストアの騒音計アプリで、DL数・評価数の高い「騒音計測器」を利用します。
左手でチェアの背もたれを持って前後にゴロゴロ動かし。右手にスマホを持ち、スマホマイク側をチェアに向け、座面の高さ辺りで計測しました。

36dBというのが部屋の通常の騒音です。無響・遮音などしていない普通の部屋なのでおおよその値です。
MAXというのが、チェアを押したり引いたりして出したゴロゴロ音の部分です。
この画像がカバー装着前で、ゴロゴロ音MAXは76dBです。

続いてカバー装着後はゴロゴロ音MAXが68dBになりました。
グラフの波形がちょっと違いますが、響くような音が無くなったので、それが拾われていないのかな?と推測します。
数値を比較してみると8dBの違いがあります。カバー未装着、装着済みでそれぞれ数回計測したのですが、おおよそ似たような数値結果でした。
一般的に10dB差があると、音の大きさは10倍違うそうです。ですので、数値的にも違いが出てきているとわかります。
100円でこれだけ効果があるならこれでも良いかも
キャスターカバーについて改めて調べて見ると、1000円前後で以前から販売していることがわかりました。セリアのもとの比較すると、シリコンの厚みや大きさ、表面の加工などに違いがあり、騒音緩和の力はこちらの方が強そうです。
今回は、屋内使用のデスクチェアのキャスターへの利用です。個人的には100円でこれだけ効果があるならこれでも良いかも、と思いました。
キャスターの形に寄っては難点もあるかも・・・?

私の使用しているチェアのキャスターは矢印のように少し丸みがあるのでカバー底部に余裕ができてしまいます。また、5本足であるせいか、何度もゴロゴロしているとカバーが外れてしまう事がありました。

赤く塗った部分の空間があるせいで、ズレていってしまうんですね。
スーツケース・キャリーケースでも、このタイプのタイヤだとシリコンカバーがいつのまにか外れて、行方知れずになりそうです。
タイヤの側面がまっすぐで、底面にも少し厚みがあれば、外れにくいのかなと思いました。
シリコンカバーとタイヤ横の空間に何か詰め物をすれば外れにくくなると思います。が、良い素材が思いつかないので暫く放置します。