「夢の国」の位置づけ
東京ディズニーランド(以下、TDL)は「夢と魔法の王国」と自称しています。
それもあって「夢の国」と色々な所で呼ばれます。しかし、あくまで自称なので、全ての人にとっての「夢の国」では無いと思います。
ネット記事含め各種メディアでは、「夢の国」に行くことが「皆の幸せ」のように定義されているフシがあります。
でも、「夢の国」っていうのは、それぞれ別にあるはずです。
種類として近いところで言えばUSJ、富士急の方が楽しいと感じる人もいるでしょう。テーマパークに興味が無くて、アスレチックや牧場、動物園などこそが「夢の国」な人もいるでしょう。
アウトドアに興味が薄くて、図書館や博物館が「夢の国」の人もいるはずです。
思い込み?思い込ませ?
TDLは「夢の国」であって、皆が行きたい場所。行きたいと思って当然の場所。
なぜそのような前提の基に話が進められるのか。非常に疑問です。
会社や何らかの圧力なのか・・・。
「夢の国で、行きたい場所」というふうに思っている人もそれなりにいるとは思います。でもそれは本当に自分の意志なのかなとさえ思ってしまいます。メディアによって、そう思い込まされているのではないかーーー。
私自身はTDL、TDRが大好きだし、今もよく行きます。でも、それは私がそう感じているだけで、同じ人もいれば、違う人もいる、それでいいと思います。
自分たちの意志は何なのか
知らないだけで、もっと楽しい場所もあるかかもしれない。
でも、それは調べないと出てこないし、発信為てくれる人がいなければ、調べても情報は出てこない。
こうなってくると、TVやメディアが流す情報だけが頼りで、それを基に過ごしていくことは、本当に自分たちの意志なのか?とさえ思えてきます。
TVの敗北という言葉
ここ数回の選挙でTVメディアが世論を誘導できずに、SNSに対抗心を燃やしているように、私には見えています。
TVの敗北・・・それはちょっと違うと思って。TV番組って時間が決まっているから、特集でも組まない限り、浅く広くしか情報を出せない。TVで紹介されたからネットで調べようという流れが多いと思うんですね。実際TV番組内でも「詳しい情報はこちら」とQRコードなどを出したりする。
そして、その広く浅くは、多数決的な内容になることが多い。
TV番組を作る側の人の「常識」が反映されてしまう。それが意外と問題だなと思ったりするわけです。
その一つがTDRは夢の国で、皆が行きたい場所、というような思い込みです。もしTVが敗北というなら、その思い込みが敗北の要因なのではと思います。(敗北では無いんだけど)