運転免許証更新のお知らせ
通常、運転免許証更新のお知らせは、はがきスタイルで送付されます。
2025年3月24日から、マイナンバーカードの利用した「マイナ免許証」の運用が始まるということで、このお知らせにも、何か変化があるのかなと勝手に想像していたのですが・・・

この通り、特に変わりありませんでした・・・
見開き①

宛名面①のところから開いた面がこちら。
ここからは、マイナ免許証についての費用のことなども記載されています。
見開き②

宛名面②から開いたのとハガキ裏面合わせたのがこちら。
5年前に受け取った時より「マイナ免許証」「免許更新予約」についての説明が追加されているせいか、文字が小さいですね~・・・。
老眼の方に優しくないですね。免許更新のための視力検査でも兼ねているのかなと思ってしまいます。
マイナ免許証のメリット・デメリット
以下、警視庁をはじめ、各箇所で色々と紹介されているメリット・デメリットと、個人的な意見です。
マイナ免許証のメリット
公式で言われているメリット
住所変更が今までより簡単にできる、オンライン講習を利用出来る、住所地以外での更新迅速化と期間延長、更新手数料が安くなる、という4つの点を挙げています。
個人的に思うメリット
マイナ免許証だけにすれば、カードを2枚持ち歩かないで済みます。
「マイナンバーカードは持ち歩きたくない」「本人確認証としてマイナンバーカードを人に見せたくない」といった理由がなければマイナンバーカードを使用したマイナ免許証で良い気がします。
今後は保険証も統一化されてしまうので、どちらにせよ持ち歩く必要があるとは思います。
マイナ免許証のデメリット
カーシェアリング各社では対応しない
カーシェアサービス各社から、マイナ免許証では対応できないという発表がありました。(2025年3月5日現在)カーシェアリングやレンタカーを活用予定の方は、新たな発表があるまでは、通常の免許証を発行した方が安全そうです。
海外で運転する予定の方は危険
また、海外での運転を考えている方もマイナ免許証だと難しい場面があるようです。
個人的に思うデメリット
公式が挙げているメリットは、あまりメリット感がないなぁ・・・というのが個人的な感想です。引っ越しが多い方にはメリットもあると思いますが・・・。
今までの免許証だと、更新期限が記載されていたので、すぐ確認できました。
また、優良運転のゴールドや、一般のブルーといった色も見た目ではわからなくなります。
登録情報はアプリでの確認になるので、一手間増えることにはなります。
マイナ免許証読み取りアプリ
マイナ免許証読み取りアプリが今後、実装されます。
2025年3月上旬には、配信・操作方法に関しては発表されていませんでしたが、操作方法などのマニュアルが3月中旬に掲載されました。
アプリ確認の場合、通信障害や災害時、暗証番号がわからないなど、免許提示を求められた時に、提示できない時はどうなるのか心配です。
免許更新には予約が必要
運転免許証の更新には事前予約が必要です。
マイナ免許証への更新は制度始まりのせいか、枠が少ないのか、普通の免許証更新よりも予約枠が埋まっているようです。更新場所にもよるかもしれません。(2025年3月中旬時点)
マイナ免許証への切り替えや、通常免許証との両方で更新を考えている方は、早めに予約状況を確認してみてください。
(普通免許証枠は沢山空いてました・・・・)
どちらかを選ぶか、2枚持つか
今回面白いのが、通常免許証とマイナ免許証どちらかを選ぶ2択ではないということです。両方持つということもできます。
免許不携帯にならないように免許証を車に置いていても、手元にもう一枚免許証があるわけです(あくまで自己責任です。車上荒らし等にはご注意ください)。
数百円の違いで2枚持てるのであれば、それも1つの利点かなと思います。
私自身はペーパードライバーでもう二度と運転はしないと心に決めています。
ですが、身分証としては運転免許証は最強なので更新してきました。
でも、今回のようにマイナンバーカードが免許証同等の地位を獲得しつつあると、免許証の更新するのかどうかという事自体を悩みます。
更新には費用も時間もかかりますしね。
免許証を更新するのか、マイナ免許証に切り替えるのか、両方を取得するのか。まだ更新期間があるので、しっかり悩もうとも思います。