水道が使えなかった時の話
諸事情で、上水道だけ使えない事態に遭遇しました。
災害理由では無いため、下水道は問題なく利用できる状況です。
災害対策の練習だ!と思って過ごしました・・・。
*防災士等資格持ちではないので、ちゃんと考えたい方は専門家のホームページやYouTubeなどをご参考ください!*
購入したモノ
あせって購入しに行ったモノです。(自宅外だったので備蓄がなかった・・・)
- 飲用水のペットボトル
- その他用の水を入れるポリタンク(普通のポリタンクと蛇腹タイプ)
- 殺菌もできるウェットティッシュ
- おしり拭き(もしくは身体拭き用シート)
- 尿取りパット
- おむつ消臭袋
でした!
この中で、何かの参考になればいいなと思ったことを書いていきます!
水を入れるポリタンク
水のタンクは、しっかりした形のモノと、蛇腹の折りたたみタイプを購入してきました。
大きさの話
このとき、家族は10Lのものを選びそうになったので、慌てて止めました。
水の10L入ったタンクって、およそ10kgです。
このタンクに入れた水をどうやって運ぶか、使うかなんですね。ご家族に力持ちがいれば大丈夫かもしれませんが・・・。
このタンクを台の上に置こうと、腰以上の高さに持ち上げるのは危ないです。腰を痛めかねません。
持ち手を持ってからタンクの底を抱えて・・・という動作の中で、もしも落としたら大変です。1人で扱うとしたら、力自慢じゃないと厳しいと思います。
5L程度が無難です。
できれば持ち手は2カ所あるといい
水のタンクは、できれば持ち手は2カ所あるといいと思います。
持ち上げる時に、非常に楽になります。
下の画像のようなタイプですね。5Lのものが見つかると、なお良いと思います。
コックは必須
何かをちょっと洗いたいときにはコックが必須になってきます。
コックがついていないと、誰かにタンクを傾けてもらうなど、協力者が必要になります。
コック付きのタンク、別売りのタンク、色々あります。
一体型だとコックのところから水漏れの報告もあるので、バランスをとりたいです。
乾きにくさの違い
給水用タンクを2種類購入したんですが、断水状態が終了した後に大きな違いがありました。
ふつうのポリタンクは問題なかったんですが、蛇腹の方は水が溜まってしまい、中々乾きませんでした。

袋タイプだけでは危ないかも
今回、知人が水を入れた給水袋をくれました。
ありがたく使わせて貰ったんですが、袋のままでは思った以上に使いにくい事がわかりました。
水圧の関係で、水が多く入っているときには沢山出てくることもあるし、水が少なくなると、へたれて自立できない等があるので、扱いがちょっと難しいです。
給水袋は運ぶ時専用にして、ポリタンクに移してから水を利用する対応が安心かなと思いました。
トイレの話
下水道は利用できたので、こんなスタイルにしました。

中央が少したわむように、便座にゴミ袋をセッティングします。

ビニール袋の上に尿取りパットを置きます。小はこれで用を足し・・・。

便座を上げるとこんな感じです。流したい時には流せる状況です。大はこっちを使って・・・。
タンクつきトイレであれば、給水用ポリタンクでタンクに水を補充しておけます。
タンクレストイレだと、バケツなどでそのまま水を流すようですね。
尿取りパットの有用性は、TV番組などでも見ていたんですが、匂いが出ないようしっかり吸収してくれます。尿取りパットを利用すると、非常用トイレを1回分使うよりも非常に安価なこともポイントです。
小はパット、大は非常用トイレを利用する設定で今後は備蓄を考えようと思いました。パッドは置き場所をとるのが難点ですが・・・。
諸事情でオムツが家に余っているという方は、防災セットに入れておくと良いと思います。
「おむつ消臭袋」も活用しました。尿取りパットならSサイズでいけます。ペットがいらっしゃるご家庭家でペット用の消臭袋などがあれば、在庫しておくのも良さそうです。
消臭袋は100均でも販売していています。
過去震災にあわれた方の中には、とにかくトイレ内の匂いがしんどかったという話をされる事もあります。ですので、今後も色々対策を知っていきたいと思います。
おしり拭き(もしくは身体拭き用シート)など
「おしり拭き」という名称であっても、基本的には身体のどの部位を拭いても大丈夫にできています。
身体拭き用のシート同様に利用出来ます。
食事前後や帰宅時等には、消毒用のウェットティッシュやアルコールスプレーを利用しました。
ウエットティッシュなどの水を含むシートは開封しなくても蒸発していくので、ローリングストックにするか、別に準備したい場合には長期間保管できるものがオススメです。
思わぬ所でやってくる
自宅には色々備蓄があったのですが、上記のことは自宅外で遭遇しました。
こういう時に、イレギュラーに遭遇すると本当に困ってしまいます・・・。今後も、どこかに出かけたときに色々な対応が出来るよう、色々学んでいきたいです。