「好きなこと」を仕事にした方がいい。とも言い切れない?
「好きなことを仕事にした方がいい」「趣味を仕事に活かした方がいい」
こんな風潮があります。
でも、個人的に気になる部分があります。
好きなことを仕事にするメリット・デメリット
「好きなこと」を仕事にするメリット
「好きなこと」を仕事にするメリットは以下のような項目がよく挙げられます。
メリット①楽しい
「好きなこと」を仕事にすることで、楽しい時間が過ごせます。
メリット②努力が辛くない
「好きなこと」なので、努力が辛くない可能性があります。むしろ、努力を努力だと捉えずに突き詰めていける可能性が高いです。
メリット③飽きにくい
「好きなこと」なので、飽きたりしないで取り組めます。
「好きなこと」を仕事にするデメリット
「好きなこと」を仕事にする事のデメリットは一つ。
「好きなこと」が「嫌いなこと」になってしまう可能性があることです。
世の中には「好きなこと」「興味があること」であれば、苦無く仕事に出来る人もいます。
ですが、「仕事」になった途端に「やらなきゃいけないこと」になってしまい、「好きなこと」が、「苦しいこと」になる人もいます。また、飽きっぽい性格だと、ずっと同じ事をしないといけなくなって「嫌いなこと」「しんどいもの」に変わる可能性があります。
「趣味」は趣味のままで、仕事にしない方がいい場合もあるんですね・・・。
「好きなこと」を仕事にした方がいい人と、そうでもない人がいる。
「好きなことを仕事にした方がいい」「趣味を仕事に活かした方がいい」
こんな風潮がありますし、「自分がやりたい事をした方がいい」とも言われがちです。
でも、全ての人が、その思考にあう性格をしているかというと、そうでもないです。
本当に好きなの?と言われてしまう
「好きなこと」なら続けられるはず、飽きないはず。そんな風に思っている人もいます。
そのため「飽きてしまう」とか、表現方法によっては「それって本当に”好き”なの?」と言われてしまうこともあります。
表現方法としては、「そのこと」にお金や時間をつぎ込んだり、関係する物を収集したりとか、イベント毎があれば参加する、仲間を増やすなどなどです。
けれど、「好きなこと」が人それぞれ違うように、「好き」の種類や捉え方・表現の仕方は違って当然です。
自分の「好きなこと」がイマイチ分からない
「自分がやりたい事をした方がいい」と言われて「自分が何をしたいかわからない」と思い悩む人も居ると思います。私もそう思う事があります。
でも、悩んでも見つからない場合もあるので、目の前にやることをやってみる方がいいです。そこから何かが見つかるかもしれないです。もちろん、残念ながら見つからないこともあります。
「好きなこと」「やりたいこと」を見つけることが出来る人と、出来ない人がいる。そう割り切った方がいいのかなと思います。