【ネット証券会社】どこにするか決めるポイントは?
新NISA発表後「証券会社はどこがいいのか?」という話題を非常に多く見かけるようになりました。
ネット証券おすすめランキングでは手数料やポイント利率で比較される事が多いです。それらは非常に重要なポイントです。ですが、サイトの見やすさや操作性なども比較のポイントとして大事です。
ネットの証券会社のランキング
インターネットで検索をかけると、ネット証券会社ランキングやおすすめサイトが沢山出てきます。サイトによって違いがありますが1・2位は「SBI証券」「楽天証券」、3~5位は「松井証券」「マネックス証券」「auカブコム証券」「DMM証券」などの名前が多いように感じます。
ランキングサイトで比較しているポイント
手数料
手数料はシステムを利用するために必須の費用です。ランキング上位の証券会社では、ある程度横並びの価格帯でした。
しかし先日、SBI証券が9月30日からの手数料無料化を発表し、楽天証券も追従して10月2日から無料化する発表を行いました。マネックス証券は9月4日に無料化追従はしない旨を公表しています。(なお松井証券は暫く前から一定額まで無料)
取扱商品数
それぞれ特色はありますが、SBI証券が一番のようです。
一方で初心者であれば、数が多くても見きることができません。初心者や、購入予定の商品が決まっている場合には取り扱い商品数はこだわらなくてもよいのでは?と思います。
銀行口座・クレジットカード併用の利点
銀行口座との紐付けやクレジットカード利用の利点がそれぞれの証券会社にあります。現在利用しているサービスとどう合わせるかも一つのポイントになっています。
クレジットカードで積み立て投資をする場合には、併用のサービスがあるかどうかは重要な視点になってきます。ただし、クレジットカード利用などによるポイント加算は改悪される可能性もあることは考慮しておいた方が良さそうです。
サイトの見やすさ・操作性も見ていきたい
手数料比較や商品数の多さは重要なポイントです。しかし、使いにくかったら持ち腐れです。
株式投資にチャレンジしようと口座開設したのに、どこに何があるかわからくて挫折したらもったいないですね。見やすさ・操作性などページのデザインも是非注目して欲しいポイントです。
マネックス証券とSBI証券のページデザイン比較してみた!
今回は、私が使っているマネックス証券とSBI証券で比較してみます。
*以下の画像はマネックス証券、SBI証券からの出典です。
ログイン後のトップページ
まずはログイン後のトップページです。
左のウィンドウがマネックス証券。右のウィンドウがSBI証券です。
自分の資産状況(「口座管理」ページ)
自分の資産を見る「口座管理」ページがこちらです。ページの表示倍率は変更していません。(表示されている銘柄がオススメというわけではないです。)
マネックス証券は適度に空白があり、文字も見やすいサイズです。株式の時価だけでなく、自分が購入した時の金額や損益などもわかりやすく表示されます。
SBI証券は空白が少なく、字も小さいので詰まっている感じがします。その分、スクロールしなくても良いという利点もありそうです。
固有銘柄のページ
固有銘柄のパージはNTTで比較します。表示の個人設定は特にしていません。
口座管理ページ同様、マネックスの方が適度な空間がありますね。また、チャート・板ともに見やすいです。取引回数が板の下に出るのも見やすくていいなと感じています。
あまり必要ないかもしれませんが、マネックス証券のチャートは30年前までこのページで見ることが可能です。SBI証券は「チャート」タブを選択するとみることが出来るようになります。
30年前までチャートを見てみるのは結構楽しいです
アプリのトップ画面
アプリログイン後のトップページです。左のウィンドウがマネックス証券。右のウィンドウがSBI証券です。(SBIというオレンジの吹き出しは私が入れた物です)
SBI証券の黒背景は、個人的には見にくいですね。見慣れたら大丈夫かもしれません。(国内株式向けアプリであればもう少し見やすそうです)
マネックス証券は空白の取り方・文字サイズ・グラフなど非常に見やすいと思います。一方で、外出時に確認する場合には背後に注意が必要だなと思います・・・。
SBI証券は利点が沢山あるものの、
サイトが「見にくい」というコメントをよく見かけます。
マネックス証券でオススメ「銘柄スカウター」
マネックス証券でオススメしたいのは「銘柄スカウター」です。それぞれの銘柄のページで、板の上辺りに「四季報」「銘柄分析」「株主優待」「レポート」にリンクが張ってあります。この「銘柄検索」をクリックすると「銘柄スカウター」のページが出てきます。
ここでは、企業概要だけで無く、今季進捗や業績推移、貸借対照表などがグラフを交えて掲載されています。そのため非常にわかりやすく確認できます。
YouTubeなどで操作性を確認するのもオススメ!
YouTubeには、証券会社公式のチャンネルがあります。
また、投資家個人のチャンネルでは操作方法やオススメのポイント紹介、証券会社の比較をする動画なども沢山あります。静止画像では操作性はお伝えできないため、そういったチャンネルで動画を視聴して操作性・見やすさを確認して欲しいと思います。
個人的に公式チャンネルの中では松井証券の「学べるラヴリー」が超オススメです。
操作に関してだけでなく株式取引の基礎知識から楽しく学べます♪
まとめ:サイトの見やすさ・操作性も重要ポイント!
今回は、主にSBI証券とマネックス証券の見た目、ページデザインの違いをご紹介しました。
楽天証券サイトも見やすい使いやすいとネットでコメントを見かけます。YouTubeを見ていると松井証券もわかりやすそうだなと思います。
画面の見やすさには人それぞれ好みがあります。私はマネックスの方が見やすいですが、SBIの方が見やすい方も、もちろんいらっしゃるでしょう。
株式投資しようと思って口座開設したのに「見にくくてやる気なくした・・・」「どこに何があるかわからない・・・」という理由で辞めてしまうともったいないです。手数料や取扱商品数だけでなく、見やすさや操作性も気にして貰えると良いなと思います。
YouTubeの証券会社公式チャンネルや、YouTuberさんの操作方法動画などを参考にすると良いと思います。また、ネット証券口座は基本的に無料で口座開設が出来ます。ご自身で比較してみるのも一つだと思います。
ご自身にとって見やすいサイト(アプリ)を見つけてもらえると嬉しいです。
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