「ヤフコメ」を見て気付いたこと

雑談
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「ヤフコメ」を見て気付いたこと

Yahoo!ニュースに、読んだ人がコメントを記入することのできる「Yahoo!コメント」。

通称「ヤフコメ」。

「ヤフコメなんて馬鹿の見るモノだ」と明言する著名人もいます。

私自身はヤフコメは重要だな、ありがたいなと思ってみています。

ヤフコメを読む利点

私が「ヤフコメってありがたいな」と思ったのは、以下のような理由があります。

自分の考え方のクセに気付いた

「~べき」など、ちょっと強い表現を使っていると、「賛同しにくいな」と感じるタイミングがあることに気付きました。

ほぼ同内容の意見であれば、柔らかい書き方をしているコメントの方が読みやすく、実際に他の人からの同意も多かったりします。

この後に、私も何かを書くときに、「~べき」を使いがちだと気付きました。「~べき」と決めつけるような考え方をしているから、そう書いてしまっているんです。

自己肯定感や認知のゆがみの話などで、「~べき」思考に注意した方が良いと言われるので、ここから気をつけ始めました。

自分の意見が多数派なのか少数派なのか知ることができる

多数派が良いとか、少数派が悪いという話では無いです。

とある事項に関して、自分の考え方は「立ち位置が違う」と知る事で、発言を気をつけようと思いました。

実際の現場の人の声・経験者の声を知る事が出来る

農作物関係のニュースであれば農家。金融関係であれば関連会社社員。保育園関係のニュースであれば保育士。妊娠出産子育てであれば経験者の声。

実際の現場の人や経験者が書き込んでくれることがあるので、各業界の事を少しは知る事ができます。

また、同業者の意見を見る事もできるので、なるほどなーと思う事もあります。

ニュースの内容が誤っていないか知る事ができる

最近はYouTube動画やTV番組の内容をそのまま文字にしただけのような「こたつ記事」も多いです。

内容と題名があっていない記事もあります。

「え?これほんと?」と思う時は、よくヤフコメを見ます。有識者や経験者が解説してくれていることがあります。

色々な考え方を学ぶ事ができる

自分が思いもよらなかった考えをしているコメントに、「それはいいな」と思う事もあります。

もちろん、逆もあります。

ヤフコメを見る上で注意すること

ヤフコメは便利だなと思う一方で注意することもあります。

情報が偏っているかもしれないと認識する

ヤフコメを始め、インターネットの世界では、アルゴリズムが働きます。そのため、目にする情報には偏りがでてきます。

また、同事項のニュースであっても、記事の発行元によって、ついてくるコメントにも多少差が出ます。

そこに書いてある記事やコメントの全てが正しいとは限らない、ということを認識しないと危ないです。

コメントは、あくまでもその人の感想

また、コメントはあくまでも、書いている人の感想が主です。上記したような現場の声も、現場環境によっては変わってきます。

このコメントの人は、こういう環境なんだなと認識することも重要だと思っています。

こういう意見の人も居るんだなと思うこと

あくまで、その人の感想なので、あえて否定する必要はないと思います。

誹謗中傷するのはもってのほかです。

「批判」と「誹謗中傷」の区別がつかない人がいるという事もヤフコメなどで知りました。汚い言葉、圧力ある言葉は誹謗中傷に該当する可能性が大きいです。

自分は「気付くのが下手」と思った事がある人にはオススメ

ヤフコメを見なくても、色んな事に気付くことができている人は、それでいいのだと思います。

また、人の意見を聞かなくても、上手く出来ている人もそれでもいいのだと思います。

ヤフコメなど、ネットでは直接顔を合わせなくても、会話しなくても、違う人の意見を見る事ができる事が有益だと思います。

私はものごとに「気付くのが下手」だと思っています。私の元々の気質と生育環境上、他の意見は否定することから入りがちです。自分の意見が正しいと思い込んでいるというか・・・。文面であれば、他の意見をいったん受け取ることがしやすいので、受け取る練習になります。

「人と話すことが苦手」な人にも、こういった意識をもって見る事がオススメだと思います。

そういいながらも、画面を見て「いやいやいや」と言ってしまうので、まだまだ気をつけていかないといけないです。

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